門柱と階段の配置が決め手のオープン外構
駐車場のカーポートはできる限り広く取り、なおかつ玄関までの階段と門柱は、 車の出入りに影響を及ぼさないように配置しています。 階段を駐車場の隅切りと平行に配置して、施工しているのがポイント。 建物と斜めになるように階段を配置することで、階段が広くなり、機能性を重視したデザインとなっています。 玄関の右側は、自転車を置くスペースにするため、クローズにしたいとのご要望。 使い勝手が良い引戸を配置して、自転車の出し入れがし易い構造にしています。
駐車場のカーポートはできる限り広く取り、なおかつ玄関までの階段と門柱は、 車の出入りに影響を及ぼさないように配置しています。 階段を駐車場の隅切りと平行に配置して、施工しているのがポイント。 建物と斜めになるように階段を配置することで、階段が広くなり、機能性を重視したデザインとなっています。 玄関の右側は、自転車を置くスペースにするため、クローズにしたいとのご要望。 使い勝手が良い引戸を配置して、自転車の出し入れがし易い構造にしています。
通常のカーポートと違って、後方に柱がある「四国化成」の「マイポート」という、スタイリッシュなカーポートです。 このカーポートだけで存在感は出ますが、脇にある花壇がさらに引き立てています。 もともとこの花壇は電柱があるため、デッドスペースになり、とりあえず花壇にしたという状態・・・。 しかし、お施主様のセンスにより、アカバドラセナを植えて、白の化粧砂利を敷き詰めることにより、 花壇がカーポートを引き立てたという結果に。 お施主様のセンスが光るシンプル外構です。
玄関のポーチから道路まで高低差があり、さらに距離が短いという条件のもと、 どれだけゆとりを持たせるかがポイントとなる外構工事です。 階段の幅を広く取ることはもちろんのこと、ステップの奥行も広く取れるよう工夫した結果、 出来上がったのがこの階段です。 さらに玄関ポーチとは反対方向にスロープを設け、自転車を奥に入れられる工夫もしています。 乱形石の階段で強調した分、機能門柱はスッキリとしたデザインの「ユニソン バルト190」を設置して ゆとりのある乱形石貼りの階段のオープン外構が出来上がりました。
建物前面のほとんどが駐車スペース、アプローチのため、コンクリート舗装に・・・。 通常、アプローチを作ると考えますが、あえて、アプローチの概念を無くし、 駐車スペースとアプローチを一体としたデザインにしました。 そして出来上がったのが、1本ラインのシンプル外構!!! 黒い方形石を縦に並べて、機能門柱から、ウッドデッキまで一直線。 機能門柱もスタイリッシュなデザインの「オンリーワン」の「ネロスタイリングフレーム」です。 ウッドデッキの階段付近には、遊び心で、方形石を千鳥格子状に配置して 白の化粧砂利で、アクセントにしています。 無理にアプローチを作らないで、トータルなデザインで建物を引き立てています。
門柱に対して、アプローチの方形石を斜めにすることで、デザイン性を出していると思われますが・・・。 実は、車の出入りを考慮したため、アプローチを斜めにしているのです。 そして、方形石は壁まで敷き詰めず、途中で止めることで、ちょっとした草花の空間に。 さらに、道路との仕切りは、通常はブロックとフェンスで仕切ることが多いですが、 花壇の奥行を設けることで、人が出入りし辛くして、ナチュラルな雰囲気に仕上げています。 道路だから、ブロック、フェンス等で仕切る必要はなく、ちょっとしたアイデアで、機能とデザイン性を兼ね備えた外構ができあがります。
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【担当者からの一言コラム】
外観に重厚感を与えてくれる素材!外構用語「石段」について解説
外構工事において、石を積み、階段状にしたものを石段といいます。
ここでは、外構用語「石段」について解説します。
石段は玄関アプローチや庭などに用いられます。
石を利用することにより、住宅の外観に重厚感のあるイメージを与えることができます。
また実用的な面では、通行時に足元が汚れることがありません。
雑草も生えないので、手入れの際も、ほうきなどで定期的に掃く程度で済むというメリットがあります。
石段に使用される素材にはさまざまな種類があります。
素材によっては、水に弱いものや、施工がしにくくコストがかかる場合もあるので、事前に十分検討することが大切です。
またバリアフリーや安全面を考慮する場合は、転倒防止のためスロープなどを設置することも考えましょう。
玄関と道路までの距離が狭いため、使い勝手を考慮して、引き戸にしました。 そして、引き戸は門袖の前に出るように設置して、開いた時にも扉が見えるように配置しています。 建物の白に合わせ、白の化粧ブロックをベースにして、黒の化粧ブロックでラインを入れて、アクセントに。 あまり派手になり過ぎないように、使用している化粧ブロックは2種類にしています。 お庭側には、ここ最近人気のある人工芝を敷き詰めて、メンテナンスが楽なお庭にしています。
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【担当者からの一言コラム】
石や砂利の自然の風合いを表現する外構用語「洗いだし」について解説
外構用語「洗いだし」について、どのような作業を行うのか解説します。
洗いだしとは、左官の仕上げにおける工法の一つです。
まず、材料であるモルタルやコンクリートが固まってしまわないうちに、表面を水洗いします。
そして刷毛などを使い、中に入っている砂や砂利などの種石を浮き立たせていきます。
すると、洗いだしを行うことで、砂や砂利の自然な風合いを引き立たせることができるのです。
洗いだしを取り入れることで、ひび割れもしにくく、高い耐久性や耐火性を持った床や壁に仕上がります。
建物では主に、駐車場やアプローチの床などに用いることで、滑り止めの効果が期待できます。
また塀などの壁などにも使用されています。
貝殻やビー玉等を入れて洗いだしを行うことで、洋風のデザインに仕上げることも可能です。
玄関と道路まではポーチがギリギリの状態で、玄関から正面には出れず、 横から出入りする導線と2世帯分の門柱を設ける必要性がありました。 普通に道路際に壁を作るとデザイン性が無いため、それぞれの門柱を重ねて、 玄関の正面には手すりを設置して、転落防止と圧迫感を軽減しました。 門柱は、アクセントとしてタイルを一部に貼って、人が通れる寸法を確保して、機能性とデザイン性を両立しました。
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【担当者からの一言コラム】
玄関と門をつなぐ通路!外構用語「アプローチ」について解説
「気になる子にアプローチする」など、アプローチという言葉には、接近・近づくといった意味があります。
では外構用語「アプローチ」については、どのような意味があるのでしょうか。
エクステリアの世界において、アプローチとは、家の門から玄関への続く通路のことを指します。
駐車場がない場合は、敷地の境界から玄関を指します。
また庭の中に作られた小道のことも、アプローチと呼ぶ場合があります。
アプローチは単なる通路ではなく、玄関から門の外に出るまで、もしくは門から玄関に入るまでの、気持ちを入れ替える空間とも言えます。
そのため、間取りや景観において独自の工夫を施すことができる空間です。
アーチや門柱、グリーンなどの植物を組み合わせることで、独自性のあるアプローチを構成できるでしょう。
奥様が思い描いている、階段の周りで子供たちが腰かけたり、遊ぶ姿を想像しながら 出来上がったゆとりのある階段。 幅を広く取り、黒いヨコ縞模様のタイルで、和モダンに仕上げました。 ご主人が川で探してきた石を利用して、立水栓の受け皿を作製し、和風テイストの立水栓が出来上がりました。 門柱の色は建物の色とマッチするように、茶系にして、全体を落ち着いた雰囲気に。 さらに、門柱前に真砂土で作った花壇風オブジェが、ひときわ門柱を引き立てます。
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【担当者からの一言コラム】
お互いの欠点を補う素材!外構用語「RC(アールシー)」について解説
建築や賃貸の広告を眺めていると、RCやRC造という用語を見たことがあるかもしれません。
車庫や門などの外構においても、RCという用語はよく使われます。
ここでは、外構用語「RC(アールシー)」について説明していきます。
RCとは、鉄筋コンクリートのことを指し、英語のReinforced Concreteを略したものです。
鉄筋は引張力に優れている素材です。
しかし錆びやすい性質で、耐火性もあまり高くありません。
一方コンクリートは、圧縮力に強いという利点があります。
しかし引張力には優れていません。
RCは、引張力を鉄筋が、そして圧縮力をコンクリートが負担し、お互いの欠点を補う構造を持っているのです。
鉄筋コンクリートを使用することで、変形しにくく高い耐久性を持つ構造物を造ることができるのです。。
狭小空間にカーポートを設置するため、車の扉の開閉がしやすい三協の4G(フォーグ)を施工しました。 柱が後方にあり、とても個性的なカーポートで、スタイリッシュです。 そして、玄関ポーチを挟んだ反対側には、白を基調としたスタイリッシュな機能門柱を設置し、 建物にあったエクステリア空間ができあがりました。
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【担当者からの一言コラム】
アールで仕上げる?外構用語「アール」について解説
外構工事では、曲線を描いた構造物をアールといいます。この外構用語「アール」について解説していきます。
Rとも言われることもあり、エクステリアの世界では、「アールで仕上げる」といった感じで使われます。
アールで施工することによって、やわらかな雰囲気を与えることができます。
角の取れた丸みを帯びた外観は、入ってくる人の目を引き、優しい印象を与えてくれます。
アールデザインが施された門柱や車庫周りは、やわらかであたたかみのあるイメージにしたい場合に効果的です。
カーブを描いた曲線は、どこか可愛げがありデザイン性が漂います。
また、庭や土間などにアールデザインを施すことで、優雅で流れるような空間を描いてくれます。
描かれたライン一つで見た目の印象は大きく変わるデザインと言えるでしょう。
化粧ブロックの門柱を斜めに配置して、アプローチの乱形石を強調。 引き戸が開いた時に、門柱の前に来るように配置し、常に木目の扉が見えるようにしました。 夜には、建物際の照明が壁をライトアップし、ガラスブロックから光が漏れるように設計し、 昼間とは異なる雰囲気を持つ門周りを演出。 建物へのライティングにより、高級感もアップします。
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【担当者からの一言コラム】
外構工事はどこに頼む?良い業者の見分け方ー良い業者とは?
ハウスメーカーや工務店は大抵外構工事も請け負えるよう、下請けとして外構工事の専門業者を持っていたり、
自社に外構工事専門の職人を置いていたりするものですが、勿論外構工事だけ切り離して自分で専門業者に依頼することも可能です。
このメリットは、ハウスメーカーや工務店経由でないため中間マージンが発生しないという点にあるのですが、一方で自分自身で良い業者を見つけなければならないのがデメリットです。
そこでここでは、「良い業者の見分け方ー良い業者とは?」という点にポイントを絞ってお話ししたいと思います。
多くの方は業者探しのためにインターネットを利用されることでしょう。
今では各業者がそれぞれ集客のために自社のホームページを持っているはず。
ホームページを見る際には、まずその外構工事の実績をチェックしましょう。
「施工例」としてその業者が手掛けたエクステリアの写真が掲載されているはずです。
自分好みの施工例が沢山見つかるなら、少なくともデザイン面で相性の良い業者ということができるでしょう。
沢山写真がアップされているなら、それだけ沢山の実績があることを意味します。
またエクステリアやブロックメーカーのコンテスト受賞歴がある場合、ホームページに記載されていることが多いため、これも質の高さの目安になるかもしれません。
また、その業者の営業年数もチェックしておきましょう。
創業年が記載されているはずですから、ここから計算して20周年以上を迎えている業者であれば、長く続いている会社であり、それだけ地元の人たちに信頼されてきた証拠と言えます。
営業年数が長いということは、それだけ外構工事のノウハウも持っているということですし、様々なケースに対応できる経験を積んでいるということでもあります。
また、保証やアフターサービスがしっかりしているかどうかも、良い業者を見極める際のポイントとなります。”