ご主人の手書きで書いたイメージを元に、白のタイルと芝のテラスが出来上がりました。
円を重ねたようなデザインの中に、階段を設け、そこだけ白の乱形石貼りにして、アクセントになるようにしています。
立水栓の受皿はレンガで囲って、お客様がご用意したガラス材を埋め込んで仕上げています。
お庭に続く建物横の通路は、半円状のレンガの花壇を交互に配置することで、曲線的なアプローチに見えるようにしています。
道路との高低差を活かし、ボーダー状のタイル貼りの角柱から、放射状に広がる階段にすることで、奥行と広がりを持たせています。
さらに、その人に合った歩幅で上り下りできるようになっています。
門柱には、飾り穴を設け、季節に合わせて鉢植え等を置けるようにしています。
門柱横には、木目調の柱をR状に配置して、中心にはポールライトを配置することで、光が放射状に照らします。
全体的に茶系の素材を使用して、シックな雰囲気に仕上げました。
幹線道路から入った突き当りの手前の建物に対して、来客の方が表札等を認識し易いようにLIXIL ウォールスクリーンを道路に対して90度向きを変えて配置しています。
また、道路側に面したリビングに目隠しを兼ねたLIXIL Gスクリーンを配置し、塗り壁を立ち上げています。
塗り壁の横には、木目調の柱をR状に配置し、その中心にポールライトを配置することで、スリットから
光が放射状に光り、さらに内部の方形石貼りのテラスとベンチを照らしています。
リビングからの景観を楽しみつつ、目隠し機能を持たせて、昼と夜の二面性を持つ快適なお庭空間を実現しています。
特徴的な建物形状を引き立てる和モダン外構
(LIXIL エクステリアコンテスト2019 入選賞)
特徴的な形状をした建物に対して、和モダンをコンセプトに
LIXILのGスクリーンとGフレームで黒い塗り壁門柱を斜めに配置して、門まわりを構成しました。
この門まわりは、角地の立地条件として、第三者の侵入の抑制と目隠しの役割を果たしています。
門まわりと階段までの空間は、臨時の駐車場として活用できるようにもなっており、ゆとりがある空間を演出しています。
また、夜になるとGフレームに取付けたダウンライトが、ほのかに門まわりを照らし昼とは変わった雰囲気を演出しています。
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【担当者からの一言コラム】
ずっしりとした力強い幹が印象的!外構用語「広葉樹」について解説
庭木や建築の素材として使用される木には、様々な種類があります。
ここではその一種である外構用語「広葉樹」について解説します。
広葉樹とは、被子植物のうち双子葉類に分類される樹木のことを指します。
温帯から熱帯において約20万以上の種類があります。
平べったく、幅の広い葉っぱが特徴で、多くの枝を横に伸ばして生長していきます。
枝分かれして育つことから、まっすぐな幹は少ないですが、大きく育つことで柱として利用することができます。
フローリングの材質として広葉樹が使われる際、多くの場合は短く切って使用されます。
またゆっくりと成長するものが多いため、材質が緻密で重いものが多いのも特徴です。
代表的な広葉樹の木としては、クヌギやケヤキ、サクラなどが挙げられます。