機能性とデザイン性を兼ね備えたガーデン
当初はウッドデッキのみの施工を希望していましたが、眺めても楽しいガーデンを提案しました。 コーナー部分には、植栽を植える花壇を設けるのですが、あえて高さを上げて ベンチ風の花壇にして実用的にしました。 その両脇には、花壇スペースを確保しつつ、アクセントにレンガで角柱を設置し、 その上に植木鉢を置いても良し、腰かけてもいいように提案しました。 さらに、床面には、方形石を等間隔に飛石風に敷き詰め、眺めても楽しいガーデンに仕上げました。
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【担当者からの一言コラム】
注文住宅のプランニングに欠かせない外構工事の魅力って?
外構工事は目隠しや防犯といった機能面でも欠かせない役割を果たしますが、何よりお家の外観を美しく演出し、そのお家特有の雰囲気を作るという重要な役目があります。
お家の内装と比べると忘れられがちなエクステリア。
今回は「外構工事の魅力って?」というテーマを取り扱ってみたいと思います。
お家の雰囲気を統一し周囲とのバランスもとれた魅力的な住まいづくりを目指すなら、建物のデザインや間取りを考える時点で外構もプランニングしていく必要があります。
例えば和モダンなお家を目指すなら、門周りやフェンスも木材や木目調素材、竹などを採り入れると良いですし、モダンで和風の雰囲気を強調してくれるソヨゴやヒメクチナシなどの直線的な庭木を植栽するのも素敵です。
対してヨーロッパ風のナチュラルな雰囲気を目指すなら、石材やレンガを使用した丸みのあるアプローチに高木も織り交ぜた植栽がお勧め。
ヨーロッパ風のエクステリアによく似合うのは、高木ならモミやカラーリーフ、低木ならローズマリーやバラなどです。
大人気の北欧風は、シンプルかつ温かみのあるナチュラル素材を使用しましょう。
アプローチには石畳やタイル、フェンスには木目調、植栽にはモミやアカエゾマツなどの針葉樹をポイント的に配置すると北欧風を演出できます。
このように、家の雰囲気作りに外構工事は欠かせないポイントで、家のテイストと合わせて作っていくことでまとまりのある外観となります。
逆に言えば、外構については何も考えず業者に任せっきりにすると、ちぐはぐな印象の家になってしまう可能性も。
注文住宅を建てる際には、外構工事も最初からプランの中に含め、「こんな雰囲気にしたい」ということを伝えておくと、魅力的なマイホームを作ることができるのです。