2018年1月10日 No.052
お庭を有効活用したタイルテラス
狭い空間をいかに広く見せるかを考え、隣地境界までタイルテラスを広げています。
出入り口は斜めにすることで、奥行きを出すとともに、花壇を設けています。
リビングから見える位置には常緑樹を植え、隣地との目隠しも兼ねています。
立水栓は、カバーを取り付け、タイルで受皿を作製することで、ワンランク上のお庭になります。
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【担当者からの一言コラム】
階段の高さを構成する基準となる外構用語「蹴上げ」について解説
階段には場所ごとにそれぞれ名称がついています。
ここでは、階段の構成要素の一つである外構用語「蹴上げ」について解説していきます。
蹴上げとは、階段一段分の高さのことをいいます。
階段には一段ごとの高さが決まっており、建築基準法では23cm以下と規定されています。
ちなみに階段の足が乗る部分を踏み面、階段と垂直部分になっている部分を蹴込みと呼びます。
階段は幅も考慮しなければ、足を上手く乗せることができません。
そのため建築基準法では、階段の踏み面は15cm以上と決められています。
階段を設計するときは、これらの建築基準を守ると同時に、利用する人々の身体状況も考慮しなければなりません。
実際に階段を利用する人が、ストレスを感じることがないようなサイズを調べておくことが大切です。